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肝臓.com 体質性黄疸 鈍重肝臓

生まれついて 人より体力がなく疲れやすく ほとんど毎日不機嫌  どうにかしなきゃ

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血の塊

体のすべての病気(がん、心臓病、神経症、感染症等)は肝臓強化で予防できると言っても決して過言ではありません。
なぜなら体の解毒は肝臓の力に拠るからであり、体に必要な栄養素の分解から生成に至る関門である。解毒は血液の循環によって、血液の浄化によって達成できるからである。
全身の血液は肝臓を通過する。いわば肝臓は臓器といえど血の塊である。
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納豆の複数の成分が肝機能を高める

● 肝臓を保護する「タンパク質」

 肝機能の低下を防ぐ意味で欠かせない栄養素が、タンパク質。というのは、肝臓内では多くの酵素が働いていますが、その多くがタンパク質からできているからです。納豆の材料である大豆には良質なタンパク質が多く含まれており、これを摂取することで、肝臓を保護することにつながります。また、アルコールの摂取などでダメージを受けた肝臓を、正常な状態に戻してくれる作用もあるのです。

● 動物実験でも証明。正常な肝機能を保つ「レシチン」

 肝臓でつくられた中性脂肪を外に運び出すためには、VLDLというリポタンパクを作って、血液中に溶け込ませる必要があります。そのVLDLの材料となっているのが、レシチンです。レシチンの量にくらべて中性脂肪が多くなると、VLDLが足りず、中性脂肪は外に運び出すことができず、脂肪肝となってしまいます。脂肪肝を防ぐためにもレシチンの補給は大切なのです。
 また、アメリカのリーバー博士は次のような実験を行いました。アルコール含有量の高いエサを与えているヒヒを2グループに分け、片方にはレシチンを与え、もう片方にはレシチンを与えませんでした。
 すると、レシチンを与えなかったグループのヒヒは、その約80%に肝硬変など肝臓のトラブルがありました。それに対して、レシチンを与えたグループには肝臓の異常は見られなかったのです。
 このことからも、レシチンがアルコールによる害を防ぎ、肝機能を正常に保つ効果があることが推測できます。

● 肝細胞の新陳代謝を助ける「ミネラル」

 肝臓の酵素を効果的に働かせるために必要となるのが、ミネラル。なかでも納豆に含まれる亜鉛とマグネシウムは補酵素として、肝細胞の新陳代謝を促進する酵素の働きを助けてくれるのです。また、カリウムも肝臓の新陳代謝を活発にするには欠かせないミネラル。新陳代謝を活発にして肝機能を高めるためにも、カリウムは毎日豊富な量を補給する必要があります。

● 肝細胞の再生を促す「ビタミンB2」

 肝細胞の再生を促進する働きがあります。脂質の代謝にも欠かせないビタミンで、肝臓に脂肪が蓄積するのも防いでくれます。ただ、ビタミンB2は体内に貯めておくことができません。そのため納豆などで毎日補給することが望ましいといえます。

● 活性酸素の酸素の害を消して肝臓をいたわる「ビタミンE」

 いまや悪玉酸素として悪名高い活性酸素。細胞を酸化させたりして動脈硬化やガンを引き起こす原因とされています。その活性酸素の約半分は、肝臓で消去されています。そのため肝機能が低下すると活性酸素が十分に消去されず、肝臓をはじめとした臓器、器官などにも悪影響が出てきます。しかしビタミンEは活性酸素の害を防ぎ、肝臓をサポートしてくれます。肝臓をいたわるためにも、摂取したいビタミンです。

● 過酸化脂質を抑えて肝機能を整える「サポニン」

 活性酸素の害などにより、肝臓などの細胞は酸化され、過酸化脂質となります。それが肝臓の場合、肝機能の低下につながりかねません。しかし、大豆特有のサポニンは過酸化脂質ができるのを抑え、肝機能の正常化に一役買っているのです。

肝臓にいい食べ物

朝鮮人参
 朝鮮人参は肝臓で核酸やタンパク質を合成する作用を強め、肝臓の働きを活発にします。

しじみ
 しじみに多量に含まれる必須アミノ酸やビタミンB12も強肝の効果を助け、高める作用をもっているといわれます。
 したがって黄だんなどの肝臓障害を直し、酒の酔を早く消し、タバコのニコチンなども排出するなどの効用があります。

かぼちゃ
 かぼちゃにはカロチンが豊富に含まれているので強肝作用があり、ビタミンCが肝臓の解毒作用をスムーズにするので、保健食として活用するとよいでしょう。

にんにく
 にんにくには、体内の脂肪と糖質の消化、吸収を調節する働きがあります。また、アリシンが消化酵素の分泌を促し、さらに胆汁の分泌と排泄を促進するので、肝臓の働きを強めます。

リンゴ
 りんごに含まれているペクチンはガラクツ酸という物質が、チェーンのようにいくつもつながってできています。これが肝臓での脂肪をおさえる働きをしてくれます。

ピーナッツ
 ピーナッツのビタミンB2は解毒作用があり、肝臓を強化します。酒のつまみにピーナッツをとるのは、酒の中に含まれたアルコールを吸収、消化する肝臓の働きを助けるためにもいいことでしょう

セロリ
 セロリの成分の一つメニチオンは、肝機能を助ける働きがあるので、セロリを常食すると肝機能が活発になり、同時に女性ホルモンの分泌が活発になりますから、肌の張りやつや、うるおいをもたらせてくれます。
 また、更年期障害に悩んでいる肩も、セロリを常食していると、症状の軽減がみられます。

しじみの力で健康!

肝臓を強くする20の法則

1)食べ過ぎない

・食べ過ぎは、過剰な栄養の処理に追われて、肝臓が疲労する。

2)卵、牛乳、乳製品、肉類、小麦粉(パン、パスタ、麺類等)などを食べ過ぎない

・高タンパク、高脂肪な食べ物の消化は、他の栄養を処理するよりも肝臓にとって負担になる。

3) 揚げ物(フライ、てんぷら、スナック菓子等)を食べない

・過酸化脂質、トランス脂肪は肝臓にとって非常に有害である。

4) 野菜や果物、海藻、キノコ類を積極的に摂る

・食物繊維は便通を良くする作用があり、腸内細菌を良い方向へ導く。

・便通や腸内細菌の改善は、腸内からのアンモニアの吸収をおさえる。

5) 大豆製品(植物性タンパク質)を食べる

 ・肝臓が弱るとタンパク質の消化が増大し、また合成障害などで体内のタンパク質の産生や吸収も低下する。このため、体内で再構築が容易におこなわれる必須アミノ酸 を十分に確保する必要がある。

・肝臓の働きをよくするには、アミノ酸のバランスがよく、消化、吸収がよい食品が求められる。豆腐などの大豆食品は低エネルギーで多く食べられることから、肝臓のためのタンパク質の補充源として最適。

・大豆に含まれるサポニンは、過酸化脂質を抑えて肝臓を再生させ、肝機能を正常にする。高脂肪食を摂りすぎると過酸化脂質が増加し、肝機能障害を起こしやすくなるが、大豆特有のサポニンは過酸化脂質ができるのを抑え、大豆タンパクの肝臓再生作用とともに肝機能を正常に保つはたらきがある。

6) 未精製の穀物を摂る

・エネルギー源となる炭水化物は未精製の穀物から摂る。

・未精製の穀物にはビタミン、ミネラルや食物繊維も豊富に含まれている。

・肝硬が弱っていると、血糖を調節する能力が低下するが、未精製の穀物は、グリセミック指数(GI)値の低く、血糖の急激な上昇を防ぐ。

7) 食品添加物、農薬などの有害物質を避ける

・解毒、排出を担当する肝臓の負担を減らす。

8) 肝機能を高めるスーパーヒーリングフードを食べる

9) 牡蠣、アサリ、しじみ、イカなどタウリンが豊富なものを食べる

10) 睡眠不足、夜更かしをしない

・起きて活動する時間が長ければ長いほど、肝臓はエネルギーを消耗する。

・活動のあとに発生した様々な老廃物を処理するのも肝臓の役目。

→睡眠不足は2つの余分な負担を肝臓にかける。

・夜型の生活は自律神経のバランスを崩し、肝臓にも悪影響を与える。

11) 質の高い睡眠をとる

・硬いベッドで寝る。寝室に炭を置く。

・炭は電磁波を遠ざけ、家庭内の磁場をよくする。

12) 運動をする

・運動不足による過剰な栄養の蓄積や排出は肝臓に負担をかける。

・運動不足で筋肉を動かさない、末梢からの血液の戻りが悪くなり、汚れた血液が体に溜まる。肝臓はその処理に追われる。

13) ストレスを避ける

精神的なストレスは交感神経を緊張させるが、肝臓を始めとして臓器を動かす神経は交感神経と拮抗する関係にある副交感神経であるため、体がストレスに対して抵抗している間、肝臓はうまく働けない状態が続く。

・交感神経の緊張は多くの内臓の血液量も減少させ、肝臓に余計な負担をかける。

■脳に血液を供給するためには、肝臓のはたらきが重要である。

■精神的ストレスで脳が酷使されると、大量の血液が必要となり、肝臓の負担が大きくなる。

■肝臓のはたらきがよいと血液の供給力が大きく、脳は酷使に耐えられる。

■肝臓の能力が小さいと、脳は疲れやすくなり、思考力が散漫になり、イライラして怒りやすくなる。

■肝臓が弱ると、睡眠にも影響し、寝付きが悪く眠りが浅くなる。 →ストレスにも弱くなる。

14) アルコールを摂りすぎない

■日本人は肝臓が弱い民族

・欧米人に比べて体格が小さな日本人は肝臓が小さい。

・肝臓は加齢とともに総量が減るが、日本人は欧米人よりも減り方が大きい。 
→日本人は欧米人よりも肝臓に負担がかかりやすく、肝機能障害を起こしやすい。

■日本人の約4割の人は遺伝的に、アルコールからできたアセトアルデヒド(アルコールの10倍の毒性)を酢酸に分解する酵素であるALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)が不足している。
→洋酒のような強い酒は、悪酔いしやすく、肝臓への負担も大きい。

■必須アミノ酸の中でも、特にアラニンとグルタミンをいっしょに摂ると、アルコールとアセトアルデヒドの分解スピードを速める。

肝臓では、アルコールとアセトアルデヒドが代謝される過程で、「NADH」という物質ができる。どんどん肝臓にアルコールが運び込まれた代謝がフル回転すると、このNADHが肝臓内にたまってきて、分解の効率が徐々に落ちてくる。アラニンとグルタミンは、肝臓でNADHと反応してNADHを速やかに除去する。これによって、アルコールの分解プロセスが効率低下を起こさなくなるので、分解スピードがアップする。

15) 薬を常用しない

・薬も毒と同様、解毒のシステムに負担をかける。

・薬の中には交感神経を興奮させる作用があるものも多く、肝臓を疲れさせる。

16) 朝食を抜いて、半日ファスティングを習慣にする

17) 宿便をとって、腸のバリアを強くする

18) 植物性乳酸菌を摂って腸内環境を改善し、肝機能を高める

19) 水風呂に入る

・風呂あがりには、水のシャワーや水風呂で皮膚と神経を強化する。

20) 呼吸法を身につける

・正しい呼吸法は、酸素の供給に重要。

しじみの力で健康!


 


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